都都逸なんだか義太夫なんだかはっきりしない

ああ酔っ払った。いい加減にしないといかんと思いながら今日は泡盛。古酒って奴ですね。

さあ、DVDの話;
以前、駆動管区聾については書きました。面白い有能なヒトです。なにかのインタビューかDVDの副音声かで、影響をうけたのは「寺内貫太郎」とかいっていて、向田邦子脚本ってのにも気になって、借りたわけス。

ここ3週間ほどで25本は見ているのだが、いやあ、面白い。
筋道立ての基本があるからクリエータが見るんだろうなとか思いましたです。例えば、長くドラマ物をやるなら視聴者やスタッフが飽きないためにもその時々の時事や歳時記を織り込む工夫、
 (5月は5月人形と、タメさんの労働争議をワンカットはさむとか)
また、シリアスなテーマは全体の何割にすればいいかとか、普遍的だが、飽きないテーマ選びは?とか、お約束「じゅりーぃぃぃ」「きったねーな、ばあちゃん」は、どの程度アレンジを織り交ぜれば退屈しないか、など。
左とん平も若い。篠ヒロコ(カタカナ)も若い。
しかし、昔のヒトは家族間で語るべき言葉がはっきりしていたんだなあと思う。生死、恋愛、不倫、老い、といった忌むべきテーマもホームドラムの枠組みで、貫太郎によって交通整理されていく様は、脚本家の見事な手綱捌きをみるようで、実に気持ちいい。

そして、樹木希林。若さも見えるが、恐らく多くのアドリブを交えながら緊張感のある芝居をしていたんだろうな。。。すごい人だなと思います。浅田美代子はかわいいけど、もうそんな女の子東南アジアにしかいない。

まだまだ、続きはあるので、乗りかかった船、最後までみとどけようかとおもっています。

つけたし;続き物では「24」以降、いいのにめぐり合いませんね。