穴、ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

子供だましのディズニーでもプロットがしっかりしているから楽しめる。ゼロがゼローニの略ってのに気づかない。

ケビンスペイシーはいいしゃくれ方をする。面白い。他殺か自殺かで同じ死に方でも悲惨さが異なると思った。コンスタンスが殺された映像、その過程のデビットによる描写は悲惨なのに、ビデオでコンスタンスの自殺とわかるとなにか、救われたような気になった。自由への鍵が他から取り上げられるのか、自らしまいこむのかで閉塞感が異なる。
冤罪は日々の生活の中にも散漫していて、小さな誤解、釈明されない無言など、濡れ衣を飲み込んでいく毎日だ。
死を賭して他人を3重にだまし、目的を遂げ、ヒーローになる。。きっと原作も面白いのだろう。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241010