あの子を探して、フォーンブース

黒板にチョークで漢字を書くことを小学校以来していないことに気づいた。一つ目の大学ぐらいまでは黒板がまだ現役だったので、文字を書いたりしたはずだがいわゆる習字の、一画一画を丁寧に書き取るという行為は小学校で終わっている。チョーク持って何か書けと小学生に言えば、日本なら漫画か「バカ」程度の落書きだろうが、中国の山村では、表意文字である漢字が、一文字でメッセージ性を持って生活に根ざしているということだ。。硫黄氏がいうように、計算しているウェイ先生と生徒たちが一番いい。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161120

公開された時から気になっていた映画で、やっぱり面白かった。シチュエーションサスペンスということか?密室殺人の逆の公開殺人なのに、主人公は現場を離れられない。「誰だって悪者に罰が下って欲しいと思っている」から、二股を掛ける不誠実な主人公に殺意を抱く、うーむこう書くといかにも荒唐無稽だな。まあ、殺意なんて理屈じゃ無いのかも知れない、理知的じゃないから人が殺せる。不思議と解決が近づいてくると面白くない、スッとはするけど、もっと困ればいいのにと思うサド局面がうずうずする作品だ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240979