一ヶ月がたった。62.2kg

最終的に1ヶ月で8.8kg減であった。
自分にダイエットが必要だとも思わなかったし、動物としてエネルギーをとることが生きることという原則の中で、あえてエネルギーをとらないという姿勢が人間だけに許された欺瞞のように感じて、ことさらマックの高機能をうたう、その実、カッコがいいだけで器械を選択している人を、生理的に嫌悪するのと同様、嫌っていた。そもそもコンピュータが嫌いで、22-3歳までは全て手書きで、落書き帳に書きなぐったりしていたのに、今となっちゃ、電子カルテでないとそのかったるさが許せなくなっている。
なぜ続いたのかは自分ではよくわからないのだが、結論は自分が老いたからであろうと思う。恥ずかしながら、汗をかくと体の調子がよく、「若返った」のが実感できたからうれしかったのだ。みっともない、日々、確実に死に近づき、その年代年代を其れらしく生きていくべきだと思っているにもかかわらずだ。無頼を続けても見苦しくないのは基礎代謝量が大きな若者の特権なのだ。40が近づき、決して不惑ではないのだが、今回のダイエット騒ぎで少し達観した部分もあるな。。
体を積極的に動かさないと、どんどん活動性がさがり、そのうち、精神の積極性すら奪われてしまう。壊死巣のようにじわじわと心根の腐蝕が広がる。自分の可能性をも矮小化する悲しさを実感するのが老いるということなら、足をばたつかせて抵抗するのも、30代後半世代に許された”らしさ”なのかもしれない。
リバウンドをしてしまう人生も愛してやまないが、ここは慎重に体を動かす習慣を続けるということだろう。
体脂肪は初の14%台が見えた。通常の食事を量を少なくしてキープしてみよう。

ただ、明日はお祝いの飲み会だけど。ひゃっほう。