ナイロビの蜂

面白い。ケニアに行く前に関連した映画をみておこうと借りたものだが、
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323841
見ごたえのある映画、治験を日常的に行っている身として、リスクを踏まえたうえでの患者の同意を得る煩雑さを思えば、発展途上国での治験に夢をみたくなる。経済的な成功への欲求とともに、験者の望ましい結果を早く手にしたいという欲求が、無体な治験をごり押ししていると思う。

アフリカの豊かな自然とともに、「安すぎる命」を持った黒人たちは、先進国、そしてバナナである我々日本人にとっても、搾取の対象である。無垢な大衆と、ヒエラルキーの頂点をしめる権力者は、安い命を消耗することで西洋社会と対峙している。その構造を批判することはたやすいが、悲劇を緩和するための代替案がなければ社民党のようなものだ。

しかし、この映画はレイチェル・ワイズのものだ。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=72502
潔くてけなげな強い女性闘士を好演している。ノートPCとビデオチャットだけで政府間レベルの不正と対峙したところ、そして簡単に消されてしまうところが、この話をリアルなものにしている。

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