御坊市には紀州鉄道という日本一短い単線がある。
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車だと50分の距離を電車で通勤しようかと考えている。海南駅から御坊駅までいき、単線に乗り換える。2駅3分!で病院裏の紀伊御坊駅に到着する。1輌。しょぼい。町の市民と線路の敷居が低すぎる。踏切の無い交差点が存在する。田んぼの水路の上を、柵も何も無い架橋がかかり、1輌のレールバスが揺れながら進む。運賃もあるんだかないんだか、いや、あるんですが。
2日前は嬉しくなって、3kmほどの道のりを紀州鉄道に沿って歩いて帰って見た。この、市民権利が声高に叫ばれ、くだらない防護柵がくされ下水道に張り巡らされる現代日本に、何と無防備な。
畑のピーマンをかすめ、幾つもの田圃の畦を超え、ひかれようと思えばいつでも出来る、街に溶けこむこの路線は、バンコクやムンバイでみたそれに近い。
南海電鉄の社長が通勤用につくったと言われる、高師浜線も単線であった。伽羅橋から羽衣まで1駅を乗り継ぎ、通学。同じく3分だった。単線育ち。小学校の定期は伽羅橋から天王寺であったはず。
隣接する東羽衣から鳳までも単線があり、近所に2つの単線をもつ高石市であった。高架だったけど。
紀伊御坊の駅には、東京から引っ越した電車おたくが撮った写真展が、無造作に催されていた。キハ600形(キハ603)というらしい、木の床の昭和の車両。
この病院にいる間、なるべく乗ってあげなくてはという、親のような気持ちにさせる電車だ。
まあ、めんどくさければ車で。
帰宅後、調べてみると、この会社、電鉄事業はノスタルジーで、ホテル業が本業のようだ。本社千代田区だし。恐るべし。そういえば梅田に紀州鉄道ホテルがあって、はてと思った記憶がある。
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済生会中津のそばだ。
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「富士重工業がバス車体をベースとして開発した2軸のレールバス「LE-Car」」すご、ほんとにバスだ。
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まあ、ビジネスユース、学会でつかうかどうか。。
嬬恋のゴルフコースは悪くない。
しかし、本体は鶴屋という不動産会社で、けっこうどぎつい経営なんだろうか。。
とほほ。
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