近所の健康ランド的な風呂に行く。23日に10キロ走る割には練習しないので、走って行って風呂、飯というのを考えた。
きのくに温泉という綺麗な看板、入って見ると高齢者マンションの風呂を一般開放した施設だった。泉質は中心部の本町温泉に似た含鉄、ナトリウム泉で不満は無いが、確かに銭湯っぽい高齢者の嵐！
汗を流して畳に寝っ転がり、湯冷まし替わりに階下の和食屋を冷やかした。
どうせ上手くなかろうとたかをくくっていたが、ビールセットについてきたつまみ、きっと鳥の唐揚げとか枝豆ぐらいだろうと思ったら、あん肝、菊菜のおひたし、舞茸の蟹味噌和えだった。
お、まあまあの物を出すじゃないかと、他の皿も頼む事にした。
コース的な物についてきたご飯が異常にうまい。気のせいかと何度も見てみたが、確かに一粒一粒光ってる、太巻きの断面を写メで撮ってみる。酔っ払ってるのを差し引いても、やっぱりうまかった様な気がする。この時点でこの店の板前はかなり本気だと気づく。
そして、〆に焼酎とホタルイカを頼んだ。沖漬けが定番だが、日干し、こんなの食べた事ないなあと思って注文、いやあうまい。イカスミの苦味が効いてる。イカの一夜干しファンの自分としても、やや味が平板で後半飽きがくる事が多いのだが、この苦味が後を引く。まだ、口の中に残っている感じだ。
高齢者マンションの住民は人生のベテランばかりで注文が厳しく、味が洗練されるのだろうかと思うも、客層は一般人の様にも見える。住居者のメニューは栄養士管理してうんぬんとパンフにあり、別メニューの様だし。
5千円のコースに90分飲み放題がついている、もう一回行こうかな。。。
帰りは歩いて帰る、トレーニングにならない。
