再臨界とイカ

和歌浦漁港のしらす祭りに行く。紀南地方に比べ海がきたないと和歌山人ぶっているのだが、漁港にイカが泳いでいる(アオリの子?)のを見ると、それだけで、いい。大阪の腐れドブ川の横で幼年期を過ごした身からすれば夢のようだ。しかも、祭りと関係なく岸壁を歩けば、いつものオヤビッチャに加えて、アオヤガラ!と蝶々魚を発見。すごい、和歌山市もやるではないか。シラスもともかく、JINDARIホルモンうどんなどを食す。

昨日の夜、2号機の再臨界について文章を書いていたら、消えやがったので、もう知らんとふて寝。要点だけ書くと、10月28日に始めて噴出ガスのフィルタ検査をしたってところがポイント。これまでも出ていたし、今後もキセノンはでるが、半年も経ってようやく検査したらびっくりって話。格納容器に穴が空いている2号機は、溶出した核燃料の形も複雑で、すべて水で覆われているわけでもないってことか?

原則、中のことは東電ですらわからない。だから、モニタリングポストなどの計測値が重要。炉内の温度が上がっていないのと臨界状態なのが並存するのか。。小規模の核分裂連鎖反応が起きるが、早々に中断してるってことだろう。制御棒も一緒に溶けてるのか。そんなものが今更効力を持つのかも含めて、ブラックボックス化している。せっかく東電が新たな指標を公開しようという気持ちになった(端的にいえばふざけたままですが)ことは、いいこと。必要以上に攻めるとまた、殻に閉じこもるから。

しかし、この話、長くなるな。