水平なんちゃらエンジンらしかった


ゴルフ、愛情がなくなったかつての彼女のような。前にボールを打ったのがいつだったのか、思い出せない。
ついに、打ちっぱなしにもいかず、コースに出る前にボールも打たず、85、びっくりもう、練習はしないなと思って調子に乗って、家に帰る途中だった。

俺のOutbackちゃんがパタパタと音を立てだした。カーステをかき消すような音量だった、スピードは落ちなかったが、ニュートラルに入れて回転数を下げると音が消えるところを見ると、タイヤ周りではなくエンジントラブル。窓をあけても臭くはない。海南東インターの手前で路肩に止めて減速したところでエンジンが勝手に止まった。

ファンベルトでも切れかかっている感じだったが、とりあえずレッカーを頼む連絡先を確認して、もう一度だけエンジンを掛けてみた。もよりのインターまで2kmぐらい、なんとか高速はおりれそう。下りてすぐのGSに入るや、「エンジン止めて!」とベテランって感じの店員にいわれる。
オイルが無くなってるから、なんとかという金属が焼き切れた音、とのこと、オイルを入れると音が消えると思う、3150円。そして消えず、「これはエンジン修理ですね」

家まで1-2kmだったのでとりあえず動かしてみたが、途中赤信号で止まると、エンジンが停止する。あきらめてコンビニ駐車場に車をとめ、レッカーを呼ぶことにした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF

状況からして、うちよりもディーラーに直接言った方がいいと思います、10万、いや20万ぐらいはかかるんじゃないでしょうか?と、オートバックスもいう。疎遠になっていた、スバルへ連絡、転勤続きではがき連絡の途絶えた購入時のディーラーがいた。欲のない人だ。

レッカー車で移動させれば明日、工場が開いたら、修理の見積りは出せるというので、保険の無料サービスをつかって、レッカー移動させることにした。コンビニの駐車場に、キャンプ用の椅子を出して、ノートPCで遊んでいると、トラックが入ってきた。いわゆるJAFのレッカー車と違って、荷台に一台すべてを乗り上げるタイプだった。移動中、兄ちゃんたちに3ヶ月3千キロでオイルを変えないと粘性が低下してオイルの用を足さなくなると言われる。説得力があるなあ。

スバルで初めて自分の乗っている車のエンジンが水平対向エンジンとしる。ポルシェとスバルだけとかいう、そうなのか、車に愛情がないな、私は。
明日の工場次第だが、もう、エンジン交換か、廃車しかないだろうと言われる。どうせならと、パンフを見ながら、初めてエンジンの構造の話を聞く。面白い、4輪駆動が流行りだした頃にちょっと耳にしたバタフライシャフトとか、ピストンの構造、何気筒かという話、クランクシャフトを回転させてクラッチを介して回転運動を伝搬させるとか。こういう実体験をすると、諦めて工学の話にも耳を傾ける気になる。
しかし、自分の興味は、Eye Sight ver.2へ向かう。これはCMで見た時から気になっていた、似たような高速追随運転モードはあったけど、完全停止を得る制動系も電子制御できたところがbreak thruだったとのこと、なるほどなあ。アクセルだけでなく、ブレーキもさわらずに追随運転ができる。ハンドルは放しちゃだめ。でも、事故時にとても心強い。トヨタで500万かかるこの技術を、スバルなら200万でとかいう、ま、リーフと考えるところ。

どうしようかな。

エンジンオイルの役割;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB
「発熱量の多いエンジンや、フリクションロスを減らす為にクリアランスが大きく取ってあるレース用車両等は、気密性や潤滑性能を維持するため、高粘度(50番以上)ものを使用する場合が多い。また、総走行距離が多いなどエンジンが摩耗し、クリアランスが大きくなったエンジンには高粘度のエンジンオイルを使用する事によって圧縮を維持することが出来る。逆に、現在の省燃費車はクリアランスが小さく、極低粘度の20番等を使用する。」

最近のエコカーは低粘度のオイル。

「劣化すると粘度が低下し、エンジン内部の油膜形成が出来なくなり保護性能が失われ、エンジンの故障につながる。そのため、劣化の度合いによりオイルの交換が必要となる。」

「【自然吸気エンジン】(直噴エンジン・ロータリーエンジンを除く)
交換後走行距離10,000から15,000km
交換後1年
(上記の内、どちらかに達した時点で交換)
【過給機(ターボ・スーパーチャージャーなど)付きエンジン】
交換後走行距離5,000km
交換後半年
(上記の内、どちらかに達した時点で交換)」

次への反省。
最後に負け惜しみ、GSやディーラーのオイル交換の目安は、測定値、劣化の程度を示す数値を見せよ、それで納得してお金を払うきになるから。