二大政党制は日本になじまない選挙とでも

ここ20年、経済力のアップの後は、政治力のアップが総合的な国力のアップとなる、といった文脈で戦後自民党一党独裁体制からの脱却が図られていたはず。政官業の癒着を解き、民意の反映を実行するには政権交代が必要だったはず。

小泉元首相は、政権交代は必要なく、自民党の中で支持率の高い指導者が構造改革を成し遂げうるという事を示した。なぜその後の自民政権が行き詰まったのか解らない、驚くほどの失政があったとも思えない、あったのは経済が上向かない時代の閉塞感だった。

閉塞感の打破を、明示的な政権交代に求めた、小澤という求心力が左派勢力を抑えられそうだったからだ。検察の介入の後、リーダー不在の集団が迷走した結果の選挙である。

東国原氏や橋下氏などのタレント首長の政治手法は、政策を民意に問うという意味で、開かれた政治であり、法というものが、日本社会のメンタリティの中でどのように機能するかのモデルケースだった。政権交代のない地方自治は、小泉型の支持率に担保された政策実行能力が市民にもわかりやすいものとなった。

トリックスター的な手腕は、野田氏の方が安倍氏よりも上であるのは自明だ。どこに票が流れるか?

投票行動を政策に基いて行う、マニフェスト型選挙も理想的だが、何に対して一票が投じられるのだろう?立ち上がれ日本のセンセイ方は自民党マニフェストに基づいて、選ばれた体になっているが、結局維新の政策に賛成した。標榜する政策が変わるときは、下野して信を問うとかいうのではないのか?やはり政策ではなくて人柄投票なのか。
マニフェスト型選挙、比例代表選挙をするなら、離党禁止が原則だろう。

橋下氏の、政策が異なる集団とは連携しないというスタンスは、これからの雛形になるのかもしれない。

時代の閉塞感は、経済の閉塞感。私はインフレターゲットでいいと思っている。大してそっち側の勉強をしたわけでもないが。そして今後もしないが。

2chから抜粋;
口調はお下品ざあますが、言ってることはわかりやすい気がする。

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ここまで異常な円高が進んだら、企業や社員の合理的な努力で何とかなるレベルじゃねーだろ!!

日本の技術や、製品の性能や品質が世界一でも、生かすも殺すも為替レート。
ここ5年で相対価格比が、姦酷製よか約2.3倍も高くなったんじゃ、技術優位どころの話じゃねーぞ!!

マクロ経済的にも、特亜からの怒涛の輸入デフレを、どーやって食い止めんだ!??
45兆円のGDPギャップ ( 失業や非正規雇用化低賃金化、移民労働化の原因 ) が発生してんだぞ!!
とっととインタゲ導入して、復興債の日銀引き受けとセットで円を刷って ( 量的緩和 )、
CPIでの等価購買力適正値、ドル128.8円 ( http://www.iima.or.jp/research_gaibu.html ) 以上の円安に汁!! ( 怒り )


● ここ5年の為替変動率

+40% 日本円
+20% スイスフラン、豪ドル、 カナダドル、ブラジルレアル
   0   米ドル、人民元
-10% インドルピー
-20% ユーロ、英ポンド
-40% ウォン


● ここ5年の、各政権時の為替レート ( ドル円 )

小泉安倍 120円

 ↓ ↓ ↓  08年4月 ミンスごり押しで白川が日銀総裁就任

ポッポ80円台突入、バ菅ノブタ70円台突入

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