空虚な時間

やるべきことが手に付かないときはどうすればいいか。焦っていてもしょうがないしな。

仕事が一段落ついたら、昨日の睡眠不足を補う。明日も日勤なのだから早く帰ってもいいのだが。

手を動かせないときは、論文を読んで策を練るべきだが。

ネット検索で引っかかる情報から。

藍藻ブルームから分離された溶藻細菌における培養できない (VBNC) 状態への誘導及び VBNC からの蘇生の検討」

http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~h21292/seminar/13-07-01-Wang.pdf

曰く、

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低温の4℃、DDW の条件下では、6 日でほぼ

100%のF1 株はVBNC 状態に誘導されたが、NaCl 溶液及び湖水は18 日間が必要であった。MC-LR

溶液は最も効果が強く、最小濃度 (10μg L

-1

) の溶液でも24 時間内で69%のF1 株細胞をVBNC 状態

に誘導させた。しかし、本研究ではMC-LR の投与量とVBNC に誘導された細菌数との線形相関が見

られなかったことから、M. aeruginosa 905 の抽出物質により調製したMC-LR 溶液の中には、藍藻

胞からの他の化学物質が混在し、F1 株をVBNC 状態に誘導させた可能性が考えられる。VBNC 細菌

の復帰に関しては、全ての実験区では復帰が認められ、培養温度の上昇が原因と考えられた。一方、

M. aeruginosa 905 培養区だけに細菌F1 株の著しい増殖が観察された。溶藻活性に関しては、VBNC

細菌添加区の溶藻効果は培養可能細菌添加区より弱かったが、総細菌数は培養可能細菌添加区より有

意に高かった。M. aeruginosa 905と共培養を始めた3日目から9日目まで、培養可能細菌の割合は40 %

前後で安定し、この値は富栄養化した太湖の湖水中の培養可能細菌の割合 (28%~34%) と似ているこ

とが分かった。

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4℃で休眠状態へ入ってるじゃないか。VBNCのスイッチオンオフは実験系で確認できるということか。

選挙、ネット選挙解禁らしい。実験に忙しく、人文系の話が頭に入らないが、せっかくなので何か見ようか。