山形浩生と復興債

人生のときどきに、出会う人。
フェイスブックに書くのは気が引けるのでこっちに。

http://cruel.org/jindex.html


男の評論家、一つの生きる道。
クラインの壺の話に反論があったのを見たんだか、忘れた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E6%B5%A9%E7%94%9F

去年、「暗闇のスキャナー」を買って、訳者が山形氏と知り嬉しかった。
同時期同じキャンパスにいたのか。しかし面白い人、顔もしらんけど。

復興債のニュースが流れてきた。
カツマーが震災復興債が増税よりもよい、といったのが7月。
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2011/07/post-69.html
内容は基本賛同出来るものだった。

その後、消費税増税が既定路線となった感があって、復興債は流れたと思っていたら(新聞をよめ)、ちゃんと生きてた。

UFJの解説PDFもわかりやすいが、もう少し別の角度からの意見も欲しいなあと思って、検索、3たび山形氏にであう。
http://www.bk.mufg.jp/report/ecorevi2011/review_0220110719.pdf

曰く、
「そしてぼくを含め、本気でそうしたいと思っている人は多いはずだ。20世紀前半の大経済学者ピエロ・スラッファは、日本が第二次大戦に負けたとき、日本がこのまま潰れるわけがない、といって紙くず同然になった日本国債を買い漁って大儲けした。いま、まさに同じ機会がある。東北がこのまま潰れるわけがないんだから、東北復興債を出そうよ。復興を本当に信じている人はこぞって買い漁るぞ。」
http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=434

昔に比べれば文章が平易になった気がするが、媒体に合わせてなのか。。いずれにせよ、復興債賛成ということ。

財源の確保として、長期は税、短期は国債、そして労働人口が散逸しない今が投資時期で回収の可能性が高いという主張は同じ。たかじん宮崎哲弥も同様の意見に見えた。

彼はリフレ派に転向していたそうな。いろいろ関連があるのなあ。
「経済政策論では、以前はいわゆるリフレ派(インフレターゲット論者)に対し激しい批判を行っていたが、2006年にリフレ派に完全転向した(『論座』)。山形浩生は2003年にウェブサイトで、「宮崎は『リフレ逝ってよし』から『一度やらせて失敗させるのも一興』を経て、だんだんじわじわとこっち(リフレ派)に近づいてきているみたい」と評している[28]。リフレ派に転向する前のインフレターゲット導入などによる調整インフレ政策に対する違和感は、それを強く主張しているポール・クルーグマンの信奉者である山形浩生の所説「『お金の価値が目減りするから、いらないものでもとりあえず買っちゃおう』というのはなんだかとっても不健全な気がしないだろうか」「ほとんど浪費を奨励しているようなこの方策なんて、本当にいいことなんだろうか」を引用し、「インフレ期待に働きかける政策の根本的な問題点は、山形の指摘に尽きていると思う」としていた[29]。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E5%93%B2%E5%BC%A5

いつ、復興債が発行されるかだな。あと、金利