シュノーケルをしながら、手網の方へ、岸壁にハゼを追い詰めたら、一度に2匹かかった。漁師か。
貝類と、シマスズメダイの子供のいる45cm水槽へ入れてもいいが、食欲旺盛な彼らの餌食になりそうなので、とりあえず今晩はバケツにいてもらう。部屋の明かりを消して、暗がりに置いたあと、照明をつける。直後黄白色無地の体色が徐々に変化し、黒い横縞模様が薄く浮き出てくる。タコか。
シマスズメダイはどんなにぞんざいに扱っても怒らないゴキブリのような海水魚。結局1年近く水槽にいて、引越しの時に扇が浜に放した。でもタイドプールで見かけるとつい、捉えてしまう。
もう一匹幼魚ガイドブックを見てもわからない小魚を捕まえた。モンガラ的な奴かと思ったが、写真をとってジロジロみるとわからなくなってくる。
picasaからpicnikで編集すると楽だが、ホームネットワーク先のフォルダから引っ張ってきた画像の別名保存は拒否された。まあ、自分のローカルルールかもしれんが。
マハゼ
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うーむ、平嶋学芸員、和歌山のさかなくんか!
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メラノフォアといえば、東邦大学。
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「色素顆粒が細胞中心部に凝集すると、皮膚面で色の占める面積が減少して色調が薄れる。 逆に枝状部を含めた細胞全体に拡散すると、色の面積が増し、色彩が増強される。 この間、細胞の輪郭は変わらない(→図1A)。」
交感神経支配;
「交感神経伝達物質のノルエピネフリン(norepinephrine,NE)あるいは血管内皮細胞から分泌されるエンドセリンに対して、光吸収性の色素胞では色素顆粒の凝集が、白色素胞では拡散が生じるが、この現象は皮膚の明暗変化を効率的に進行させる。」
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「変温脊椎動物の皮膚の色素胞は、ホルモンによっても複雑にコントロールされている。 最近の知見は益々その複雑さを印象づける(→図2)。脳下垂体中葉ホルモン(α-MSH)は変温脊椎動物の色素胞全般に効果があり、一般に色素顆粒や白色素胞内の光散乱性細胞小器官を散乱させる。MSHの作用には、細胞外にカルシウムイオンが存在していることが必要である。ドンコの運動性虹色素胞では光反射小板の凝集が起こる。いずれもMSH受容体を介して細胞内cAMP濃度が上昇した結果である。繰り返し述べることになるが、ハゼ科魚類の運動性虹色素胞における小板の凝集・拡散のしくみは、他の色素胞の機構と異なるらしく、細胞内セカンドメッセンジャーの濃度と運動の方向との関係は相互に反対である。」
ハゼ科の体色変化の機構は謎も。。。1-2分の体色変化はホルモンというより、神経支配であろうなー。
「魚類の頭頂部、ちょうど左右の側眼の真中あたりに色素胞の欠如した部位があり、その部分の皮膚の下に松果体という内分泌器官がある。」
松果体はヒトでは頭蓋底に、魚類はもっと背側に位置する。比較解剖学的には同じような周辺臓器との位置関係なのかもしれぬが、昼夜の光量変化を捉えやすい位置。
vitellogeninという言葉がよく出てくる、環境ホルモンのバイオマーカーだった。
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どこの世界も、こういう総説がかければ、最終段階ってことなんやろうな。。。
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