2008-06-21から1日間の記事一覧

一種理想の死に方ともいえる

みっともない生への取り乱しもなく、不必要な儀礼もへず、安寧は気持で消え入るように死んだのだとしたら。知人のわざとらしい追憶も42年経てば白く純化されているだろう。その人も含め、42年前の生活感が凍結されたその部屋はきっと額縁の絵のような光景だ…