祝杯をあげていいのでは?

早野先生の姿勢をすべての教師は(物理教師は)見習うべきだ。
http://twitter.com/#!/search?q=%23hayanoquiz

高校時代に物理に打ちのめされた者は、くだらない思い込みや感情の起伏などが真実を見えにくくすること、”観察者の視点”を思い出せ、物理教師達に何度となく、思い込みによるミスリードを怒られた過去を、思い出そう。

情報に不安になるとき、自ら考える姿勢が確信を生み、誤解や思い込みを退け、知的興奮と共に、自らを正しい方向に導くんだなあ。

地震に対応した、未来の日本の原子力利用の姿が見えてくるはずだ。高校生や大学生、そして我々のような物理に郷愁を持つ理系の人間が、クイズに無邪気に、でも、真摯に答えている姿をみると、本当に勇気づけられる。我が国もなかなか悪くない、着実な復興の息吹をみる。

そろそろ祝杯をあげてもいいのでは?

様々な啓蒙主義的なサイトで解説が済んでおり、今更いうことではないが、福島原発の一番の問題は外部電力供給の途絶であった。18日から回復が始まり、20日に至って様々な計器も正常化に向かい、4号機まですべてに冷却の目処がついた(言い過ぎを恐れず。。)といえよう。

エジソンの作った巨大企業のおかげか、しかしそれを40年以上も健全運営し、未曽有の大震災でも1週間で復旧に漕ぎ着けたことを、素直に驚くべきだろう。現場の技術者やライフラインの整備に関わる業種の方々は、なんと無責任で脳天気なコメントかと思われるかもしれないが、私は勝手に、この原発騒ぎは峠を超えたと判断した。

頼まれもせず、焼酎梅ソーダ割りで仕事もせずに酔っ払うことにした。昨日奄美の人と会ったので、薩摩焼酎で。

後日、15日午前中の線量増加の原因がなんであったのかは、検証されるべきだ。外部電源が確保される設計は当然としても、崩壊熱の冷却が不可能な際、電源確保までの間、放水による冷却に意味があったのか?使用済み燃料プールへの給水。。。調査結果を待ちたいところ。
http://dl.dropbox.com/u/16653989/NuclPlants/index.html

法医学の話がでていなかった。読むに恐ろしいが。津波(と溺死)に強いまちづくりが、阪神大震災後の耐震強度と同じく語られるべきだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/momohan_1

夏じゃない、春先なんだけど、あんまりいいので。