格納容器の破綻がほぼ否定された時点でI131、Cs137だけの問題であると考えていた。格納容器の損傷があるとしたら、圧制御室の損傷が疑われた2号炉だと想定していたが、1号炉、3号炉の”タービン”建屋とは。。
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消防隊やヘリ注水が悪かったとは思いたくないし、それ以外の方法をとれたわけではないのでしょうがない。格納容器はマグニチュード8.9に耐えたが、タービン建屋に伸びる配管は、地震動、津波、加熱・冷却の反復、注水物理刺激に耐えられなかった。海水注入の影響で金属の腐食が起こっているのかもしれない。残念ながら圧力容器内のガスだけでなく、水はもれ、施設外へ漏出した。ベント開放までだったスリーマイルを超えてしまった。
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爆発はないにしろ、もはや原子炉での作業は気合や心意気で乗りきれるレベルではない。基本的人権の保証された国家なら、作業員の累積被爆線量を正当に評価して交代要員を増やすべきだろう。作業に従事しない一般市民はゴタゴタ言わずに、理知的な作業プログラムの遂行を政府に求めるべき。漏出した水の処理方法は代替案もあるのだろうが、結局海に流すことになるか。
格納容器自体はあと10年ぐらい使っても問題なかったのかもしれんが、その外郭の施設や電気設備は耐用年数越えの脆弱さを露呈した。虚脱感が列島を覆っている。
ただ、施設外、広域の線量は現時点では減少し続け、収束しているようには見えるが、ここ数日のデータ変動が大事だ。
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スライドにもあるように、施設の初期対応は評価に値し、被害を矮小化している。しかし、その後の事態回復へのもどかしさが。。。
疑問;
Lesson: >5 Sv = run for your life
教訓: 5シーベルトの被爆は命の危険、逃げろ! だそうな。
しかし、X線を使用する場合、1Sv=1Gyになる。ということは5Gyで致死量?日常治療で患者への全線量が60Gy程度であることと整合性が取りにくい。全身照射と我々のような局所照射の差であろうか?自身の中で結論がまだでないが。全線量で60Gyだが、1回線量は2Gyである、おそらく急性期障害を勘案して設定されているのだろう。
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