1年越し


去年11月17日に研究の方法を聞きに行ってからなんと、1年かかってようやくPCRのバンドを確認できた。壁に当たるにしても程があるような気もする。人に物を教わったり信頼関係を築くのは難しいということか、若い頃にサボったつけを取り戻すのに、1年の時間が自分に必要だったのか。

40男としてアプローチが正しかったのかどうかわからんが、研究への気持ちが萎えていない自分を確認するのは、面映いような、諦めの悪さか。first windを突破した後、どこまで行けるかは、走るとすぐ膝が痛くなってビールを飲んでしまう、おっさん体力次第である。せめて次の若い人に、マニュアルを手渡せるようにはしたいところ。

開業なら45までに、とか、電話がかかってきた。明日は引き抜きの話を聞いてみる、バブル期以来の就職活動かもしれない。そういえばリクルートのふざけたリーマンに食って掛かったような気もするが、どうだったかな。東大ブランドで適当な企業に就職してもやめていただろうしな。

ここ3日ほど実験を夜中までし続けたから今日は寝よう。