さてどうなるか。8chも

福田康夫というテンションの低い男。
小学生のときに国には政治があり、総理大臣という人間がいると知ったときのその人が福田父であった。政策に印象はない。しかし、総理という感じの人ではあった。最近の政治家、90年代の政治家には感じない感覚であった。

さて、2世3世が当たり前の政治の中で、福田康夫という男は特異である。先ほどの8ch官僚上がりの男との対談?でも、驚くほどのテンションの低さを露呈させていた。まるで、マスコミや国民に真意を表明する必要性を感じていないように。プレ小泉では嫌悪の対象となるその姿勢も今の状況では”安定感”と感じさせる、それは、怒涛の攻めで党内の意見をまとめたにもかかわらず、表面には出さないそのしたたかさにある。安部に足りなかったしぶとさを思うからだ。麻生にもブルドーザのような強さはあるが、派閥をまとめきれないなら、民主小沢には勝てない。麻生が勝つにはこの1週間で世論を動かし、各派閥内の造反議員を作るしかないのだ。テレビへの露出が一つのキーポイントになる。その流れがつくれれば、また、求心力のある首相が実現する。

政治家がテレビ画面を通じて視聴者の心をつかむポイントはいろいろあるんだろうが、日本語では助詞、助動詞の使い方もあるなと感じた。福田氏の”ね”は雑音を圧する力がある。「総理大臣になろうとおもったことはない」「よくわからない」とそんなわけないのにしゃあしゃあといえてしまう感覚も、政治家として、総理であった父のそばで、田中角栄に煮干しといわれ煮え湯を飲まされ続けた”プリンス”の苦労がなせる技か。

しかし、面白い、自分の仕事をおいてでも状況が気になる。さてどうなるかなー。
福田氏と麻生氏、一騎打ちに
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