アカウミガメ、下里大浜

また、やってしまった。みくしはいいけど、ちょっとしたことで書いた文章が消える。ああ、いやになる。

ウェブマガジンより
http://rakugakido.jp/koukishin/nature/

下里大浜にふ化場があり、地元の下里小学校OBが中心となった玉の浦リップルズクラブが保護活動を行っている。昼間見に行った時は100個ぐらいがふ化場に保護されていた。今から見られるかどうかはわからんが、放流会を見に来ると確実。
反論もあり。
http://www.kinan-newspaper.co.jp/history/0806/13/02.html

http://www.umigame.org/が国内組織の総まとめ
http://www.umigame.org/J/genjyou_torikumi/syuyousanranchi.htmによると、産卵数は屋久島と宮城県が圧倒的だ。
和歌山はというと。。

「●南部

 和歌山県みなべ町の千里海岸では1985年から、調査が行われています。調査を行っているのはみなべ町教育委員会ウミガメ研究班です。班とは言っても、毎晩、調査を行っているのは、元校長先生の後藤清さん一人です。産卵シーズンには日本ウミガメ協議会も、その手伝いに出かけます。1990年代には京都大学農学部坂本亘研究室の大学院生が多くの研究成果を出した場所です。



●和歌山

 和歌山県には千里海岸よりは少ないもののウミガメの産卵する浜がいくつもあります。串本海亀を守る会、串本海中公園センター、新宮市海ガメを保護する会、玉の浦リップルズクラブが調査、保護活動を展開しています。また、和歌山県のこれら団体は、紀伊半島ウミガメ情報交換会を作り、相互の情報交換が行われています。

」とのこと。

実際の産卵行動は。。
http://www.umigame.org/J/kyokasyo/seibutsugaku.htm
抜粋;
 一般的に上陸したメスの行動は、上陸、ボディーピット、穴掘、産卵、穴埋、カモフラージュ、帰海の7つのフェーズからなり、途中で失敗がなければこの順に行われます。上陸は、波打ち際に姿を現してからボディーピットを始めるまでを指します。ボディーピットとは穴掘に先立ち、体が隠れる程度の穴を掘る行動で、アカウミガメ、ヒラタウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメでは比較的浅く、アオウミガメ、オサガメでは、体が埋まるほど深い穴を作ります。穴掘は後肢を左右交互に使って洋なし型の卵室を掘る行為で、脚が届かなくなるほど穴が深くなると、引き続き産卵が始まります。種によって異なりますが、1回の産卵で、ざっと100-130個の卵を産みます(例外的にヒラタウミガメは50-55個程度です)。産卵が終わると穴埋が始まり、後肢を使って卵室を埋めていきます。引き続き前肢も使って前方の砂を後ろへ掃き飛ばし、ボディーピットを埋めていきます。いわゆるカモフラージュです。そして、海へと戻っていきます。一連の行動は早くても1時間を要します。



 ウミガメが砂浜に上陸すると特徴的な足跡が残ることはよく知られていますが、歩き方や足跡が種ごとに異なることは御存知でしょうか。アカウミガメタイマイでは左右の前脚を交互に動かして匍匐するのに対して、体が大きなアオウミガメやオサガメでは左右の前脚を揃えて動かして進みます。ちなみにオサガメは子ガメの時から左右同時ですが、アオウミガメは子ガメの時には左右交互に動かすのです。これは、体がある程度大きくなると、両脚同時に踏ん張らないと動かないからだと考えられています。


ウミガメ3種の足跡
「ウミガメは減っているか(改訂版)p35」より

 このように特徴的な足跡を残しながら、ウミガメはより高い位置へと上がっていきます。通常は植生帯や護岸などの障害物に当たるまで進み、そこでようやくボディーピットを始めます。必然的に産卵巣は植生帯付近に集中することになります。植生がない護岸むき出しのところではよく護岸に沿って亀が右往左往し、植生も護岸もない場合には浜の表面が凸凹になるところまで上がっていくことが多いようです。平らな部分は波に洗われているということで、卵が冠水したり流されたりする危険が高いのに対して、植物が生えていたり他の個体のボディーピットが残っているようなところは安全というわけです。

。。。
産卵時刻や時期が、潮汐と関係があるんじゃないかとおもう、記述がないな。
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=WY
潮汐表によると、今日はあと、2時間で満潮。どうなるかな。。

参考;
フリーぺ-パー
http://kisyu21.wewe.jp/index.html
http://rakugakido.jp/patchwork/

地方紙
http://www.kinan-newspaper.co.jp/
http://www.minamikisyu.co.jp/