当直明けで風呂に行く

そんなに忙しすぎたわけでもないが、電子カルテのテンプレートの作り方なんぞをやって夜が更ける。結局仕事は朝にするのかもしれない。ぼんやりしていてもしょうがないので、夜昼の区別をつけに銭湯へ。ボクサーらしき体脂肪率の低い男がサウナを繰り返し入り、ガムを噛んでいた。丈か。

実験ノートのタグ付、達成度、課題を炙りだす。足りずを習いに行く、できるかな~?

中耳貯留液の培養結果をカルテから抽出。なにがおもしろく、自分がやっておかなくてはいけないことかと手探り。

しかし最近手足がむくむ、昨日など酒ものんでないのに、腎不全か。看護婦がいないので外来のエアコン設定を冷房からドライに変えるととても快適だ。


政治;

感情的な話が好まれるのは、ヤンキー漫画の需要と同じ。何度目だとか、市民無視とかいう人も、プライマリバランスの是正、社会保障費の財源さがし、デフレ是正の具体策など話す時よりみな、生き生きしている。喧嘩は盛り上がるということ。単純だからメディアに映えるのだ。スピードがキーワード、小泉にしても橋下にしてもそれが選挙に勝ち構造を変える唯一の方法になってしまった。

私は政権交代に賛成であった。小選挙区導入から2大政党制確立による政官業癒着構造のリセットが、後戻りのできない国策の変更圧力になると思ったからだ。

政権交代を実現するために現実離れしたバラマキもマニフェストに入っていた。それぐらいは、みなわかっていたはずだ、今更それができていないというのは、洞察力の無さを公開しているようなものだ、しかし、中には絶対ひいてはいけない項目もあった。

自分としては八ッ場ダムの中止ができなかったことがすべてだと思う。それが後の参議院選挙敗北を招き立法能力の低下を招いた。

公共事業の方針転換ができないなら、自民党郵政民営化と道路公団解体が出来たことの方が評価される。国鉄電電公社も。

そういえば、郵政民営化のときも国の借金体質の改善にはこれが効く!みたいな話だったと思うが、焼け石に水だったのか?デフレが!みたいな言い訳をするなら、構造改革が根本策ではなく、金融策への精通こそが今の日本の指導者に必要な資質なのかもしれない。

ああ、散髪もしないと、忘れていた。地元にお金をすこしでもおとさねばのう。

日高川の河原に車を停めて、銭湯が開くまでの15分ほど、DVDの最後をみた。
Extremely Loud & Incredibly Close
http://www.imdb.com/title/tt0477302/

アメリカの子役の選定基準は利発さであって、我が国の”可愛さ”ではない。国是の差だ。

しかし、オサレな遊びを子供とするもんだ、そんな風に遊んでもらった記憶はないぞう。