前へ出ない

アフラックのコマーシャルにタマ駅長が。ついに、芸能人に。
http://www.aflac.co.jp/corp/cm/tvcm/tamaduck_ekicho/

この夏なにしようかなー

まずは、読みかけの安部公房を読む。

いい加減英会話をなんとかする。

痩せる、女子か。

久しぶりに急患センターで仕事をする。診察室のレイアウトが変わっている。浦島太郎的な。酒を飲まずに夜まで過ごせるのはありがたいが。

さっき水疱瘡が来たので。
水痘の解説;
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g2/k01_24.html

「発疹出現の1~2日前から出現後4~5日、あるいは痂皮化するまで伝染力がある。」
「季節的には毎年12~7月に多く」
「急性期には紅斑、丘疹、水疱、痂皮のそれぞれの段階の発疹が混在することが特徴」そういや、そんなことを覚えた。

臨床診断で結構確診に至る。ELISAPCRの他に、ツベルクリンみたいなことを迅速診断に使えるそうな。smearの多核巨細胞というのもあるが。

「VZVに対する細胞性免疫能を評価する方法として、水痘皮内抗原を用いた皮内テストがある。保険適応はないが、皮内テスト液は市販されている。0.1mlを皮内注射し、24時間~48時間後に発赤最大径が5mm以上の場合に、VZVに対する細胞性免疫が陽性であると判定される。これは、迅速に診断が求められる場合に有効な方法」

まあ、PCRでバシッといいたいところ。

「石炭酸亜鉛化リニメント(カルボルチンクリニメント;カチリ)などの外用」治療が行われる。
「抗ウイルス剤としてアシクロビル(ACV)」
「米国では、1歳以上で水痘の既往のない全ての小児に対してワクチン接種が推奨」

「水痘ワクチンは、麻疹・風疹などのワクチンと異なり、ワクチン接種によって抗体が獲得されても、水痘ウイルスに暴露した時に発症することが10~20%程度ありうる。ただし、この場合の水痘は極めて軽症で発疹の数も少なく、非典型的であることが殆どである。」
ワクチンはまだ、改良の余地があるということ?

「また最近では、高齢者に対する帯状疱疹の予防として、水痘ワクチンを接種する試みが海外および国内でも始まっており、今後の結果が期待」

顔面帯状疱疹とかは、悲劇的なので、予防できるならそのほうがいいと思う。ただし、旭川医大の原渕教授の言で、人にとってより一般的なウイスル(ヘルペスウイルスなど)のワクチン開発をしてよいかどうか?という問いかけもある。

末梢性顔面神経麻痺はほぼヘルペスウイルス再燃と結論が出ている。そうそうに抗体を獲得して感染を予防することは、数百万年にわたり人類が行なってきた外界との接触、免疫学的情報交換を断つ行為であり、果たしてそれが目立ちやすい疾病の予防の裏で、バランスを狂わせることにならないか。

きっと、生物相における核酸の伝搬サイクルというものが、炭素循環系のように、説明できる日がくるだろう、遺伝子の担体として生物がどのように相互依存するべきか、を考えることが必要になるだろう。

深海やマントル層に近く細菌が大量に存在しているのは、その基礎代謝量の少なさから、生命というより、遺伝子の格納庫と考えるほうが正しい気もする。ウイルスに、炎症の観点からの免疫応答とはべつに、人へあらたな塩基配列をもたらすものという役割があるのかもしれない。